ハイゼットのエアコン修理
悩ましい車
今までに数多くの車種のエアコン修理をしてきましたが、
ダイハツ・ハイゼット(S200系)にはかなり泣かされております。
と言うのも、故障箇所が多数有ったり、修理しても再故障する可能性が高いからなのです。
パイプ内のフィルターが詰まってしまい、エアコンの作動不良を起こす事はよくある例です。
時にはシステム総替えも必要に
そのパイプを取り外すと、中から灰色になったオイルが出て来る事があります。
つまりこれは悪いオイルがエアコンサイクル全体に回ってしまった事を意味します。
コンプレッサー本体も故障しているのでしょう。
この場合が一番最悪パターンとなり、故障部品の交換だけでは直ぐに再故障してしまいます。
車室内のダッシュボードを外し、エバポレーター等の交換作業まで必要となってしまうのです。
珍しくガス漏れも多いが
その他にもパイプ接続部やホースからのガス漏れや、
コンデンサーの目詰まりで異常高圧になっている車も見受けられます。
ただ軽トラック(軽バン)は使用状況が過酷なので乗用車と比べる訳にいきません。
年数も経過している車が多く、どこが故障しても仕方ないのですが、
修理した後にまた再入庫しないかと心配になる車種ナンバーワンかもしれません。